Yukino×Yukino

シンガーソングライター 中嶋ユキノ
料理人 中村雪乃

同じ「N.Y.」のイニシャルを持つ同世代の女性二人が
毎月一つのテーマをそれぞれ音楽と料理で表現していきます。

vol.12
テーマ「雨降りフラレ」

歌→「雨降りフラレ」

雨女返上!

中嶋この曲は私のオリジナル曲です。20代の半ば頃、ライブがあるたびに百発百中、雨が降りました。もうびっくりするくらい降るんですよ…(笑)。気象サイトのウェザーニュースさんとご縁があって、2011年から「ソラウタ」という季節ごとのテーマソングをつくる企画に参加させていただいていたのですが、ウェザーニュースさんの番組で「先ほどまで晴れていたのに、スタジオがある千葉に雨雲がやってきました。このあとゲストで登場する中嶋ユキノさんがどうやら一緒に連れてきた模様ですね。」と、毎回のように雨を降らせていました…。
自分がなんでこんなに雨女なんだろう、雨女って言われてるんだろうと思いながらも、雨にまつわる曲が一曲もなかったんですよ。どうせならライブで「今日もやっぱり雨ですね!じゃあ、こんな日にぴったりなこの曲を!」みたいな感じの曲があってもいいなと思って作った曲です。
ちなみに、2013年の11月に「Starting Over」という弾き語りのアルバムを作ってレコ発ワンマンライブをやった日に、初めて雨が降らなかったの!ただその三年後の、2017年10月バンドワンマンライブは、直撃台風でしたね…。

歌詞の「雨降りフラレ 君にも振られ」が出てきたのは、当時、地下鉄に乗って地上に出てきた時に雨が降っていて、「わ、傘持ってない〜」って思って、そのときふいに宮沢賢治の「雨ニモマケズ、風ニモマケズ…」の言葉が浮かんできたんです。ああ、雨…、雨にも負けず…雨降り…雨に降られて…?雨降りフラレ…、雨降られる…フラれる?君にフラれる?ああ、雨降りフラれ 君にもフラれ…、これいいじゃん!と思ったのがきっかけです。

料理→「パリパリレタス包み」

雨=チヂミ!

中村ユキノさんの曲をイメージした料理です。雨の雫をマロニーで表現してみました。最初は雨だから“憂鬱”とか、暗いイメージを想像していたんですけど、曲を聞いたらすごく明るくてリズミカルな曲だから、メニューもしっとりした感じじゃなくて、みんなでワイワイできるようなものを考えました。そぼろをレタスに包んで揚げたマロニーを加えると、全然違う食感が加わり、歯ごたえがあり絶妙なアクセントになるのがポイントです。

“雨”といえば、韓国の人たちはみんな雨の日はチヂミを焼くんですよ。
油が跳ねて焼ける音が雨の音に似ているんです、「雨の日はマッコリとチヂミだね」という風習みたいなものがあります。

私が韓国に興味を持ち、韓国語をはじめたのは短大時代です。卒業してからもカルチャーセンターに行って、週一回一時間やりましたけど全く身につかなくて、年に何回か旅行で行くようになり、その後留学しました。まず語学学校に一年、その後ワーキングホリデーで一年いきました。現地では日本人観光客向けのWEBサイトのお仕事で、韓国の情報が全て載っていて、それを観光客に向けて伝えるサイト作りをしていました。お陰で韓国語をマスターできました。
今後も韓国の生活やカルチャーに携わった仕事をしていくつもりです。

*Yukino×Yukinoスタートから一年を迎えて*

料理も面白い世界!

中嶋この一年で自分の身の回りの生活が変わったことが一番大きいですね。一人暮らしを始めて、料理を作ることが増えました。雪乃ちゃんの細かく味付けしている姿を見て、自分でいざ試したときに「あ、この塩ひとつまみでこんなに味が変わるんだな」って発見できたりました。料理もとても面白く奥深い世界だなって思うきっかけになりました。

曲を作れるって凄い!

中村この企画に参加して、自分がやっていることをもっと世の中に出して良いんだと思えるようになりました。
それにユキノさんはすごい!の一言です。自分には絶対できないことの一つだから、それをやっているのはすごいことだと思います。私自身も音楽好きで、ピアノも幼稚園からやっていたり、バレエや、吹奏楽もやっていたりして、いつも音楽に溢れた生活でしたけど、でも自分では音楽を作り出せないから、それを作っている人を身近で見られて嬉しかったです。

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